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nanpou1616

Author:nanpou1616
府中市で27年間、自家焙煎珈琲豆店をやってます。

当店では、直火5Kの焙煎器で、一釜・一釜丁寧に焙煎したものを、新鮮なうちに販売しております。基本的には煎りの深い・フレンチロースト・シティローストを中心に販売しています。

現在はカフェ講座・豆屋の開店指導を沢山行っております。2018年は全国に10軒の開店指導による豆屋が開店いたしました。カフェ講座は季節ごとに開催しておりますが、開店指導のお客様はカフェ講座以外からも沢山オファーがありお会いして、お話ししています。

店のホームページ・電話・或いはEメール等でご連絡頂ければいつでも出かけて行きお話しをさせて頂きます。宜しくお願い致します。

住所:〒183-0055
   東京都府中市府中町2-20-13 
   遠藤ビル1階
TEL&FAX:042-335-5292

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甘い豆はあるの。

2018/06/06
category - コーヒー
                         

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今日は久方振りの雨です。まだ降っていませんがこれから降って来るのだと思います。今日は一日家に居て仕事をします。


IMG_1829.jpg
中板橋 杉綾珈琲豆店の富士ローヤル直火1Kの焙煎機。1K釜でも立派に焙煎出来ます。


朝、5月に開店した東十条駅下の<ひとつぶ珈琲>のYさんに電話しました。伺いたいと思っているのですが、忙しいのと、疲れているのでなかなか伺えません。仕方がないので今日も電話でいろいろお話しました。


売れていないのは開店したばかりの店は何処でも同じなので、聞いてみても仕方が無いのですが、焙煎した豆の味については時間が経てば自然に良くなる訳ではないので、その辺りはよくお話を聞くことにしています。


Yさんの話も他の方と殆ど同じで、特にマンデリンのフレンチ等に甘みが出ないというお話です。これは、殆どの方が、そうした実感を持つ様なので、その辺りについてお話しました。


『基本的に甘いコーヒー等無いよ。良い豆を選び、焙煎が上手く行き、それが、適度な時間を経て、抽出がきちんと出来た時に、結果として甘くなるのだよ。つまり、甘く焙煎する方法など無いし、最初から甘い豆なども無いよ。』


という話をさせて貰いました。開店指導を受けた殆どの方は、当然、それまでに、うちの豆を良く飲んでいる訳ですから、自分で店を作り、自分の焙煎機で焙煎しはじめると、どうも南方郵便機の豆と違うという実感を持つ方が最初は多いです。


それは当然なので、そこからがその人の仕事です。それは、教えたくとも教える事は出来ないし、又、それぞれに考え工夫しながら自分なりの豆を焙煎して行くのが豆屋です。


1461290699434.jpg
府中店の直火5Kの焙煎機。もう30年も頑張ってくれています。


そこが、電気の焙煎機や、焙煎コンパスで焙煎する豆屋と違う所で、そこが、職人としての腕の見せどころです。そうで無ければ焙煎などという仕事は一つも面白くありません。ただ、うちの開店指導では、開店した時に困らない味にはなっているはずです。


だから、そのままでもお客様は美味しいと言って下さる方が多いとは思いますが、まだ、そこは始まりの時点です。そこから、自分のお釜で自分の焙煎が出来るまでに、おびただしい努力と時間が必要とされるという事は言うを待ちません。


それが豆屋を始めるという事です。

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